Immersive Engineeringの加工でアイテムが溢れないようにする
Immersive Engineering(IE)の機器は従来の工業化MODたちとは一味変わっており,ベルトコンベアでアイテム搬入を行ない,グラフィカルにマルチブロックで構成された機器が動作することで加工が行われる.
特にプレス機で加工する場合は何も制御ロジックを組まなければ,アイテム加工中に搬入が自動で停止しないため,たくさんアイテムを加工しようとすると加工待ちのアイテムが溢れて消滅してしまう.これは非常に厄介な問題である.
MODパックのFTB Continuum環境では,IEのプレス機を使わなければ得られない必須素材がかなりあるため,上手く自動化したいと思った.しかし,あまり作例がなかったので自分で作ることにした.
作り方
用意するブロックはRFtoolsの「Timer」と「Logic Gate」,バニラ製でもMOD製でも何でもいいので「ホッパー」
簡単な原理としては,ホッパーにRS信号のLow入力(以下Lとする)の時に搬出がされ,High入力(以下Hとする)のときは搬出が止まるという性質を利用する.
(H→Lに信号が立ち下がったときに動作するっぽい?)
クロック信号はn tickごとにHレベルのパルスが出力され,それ以外のタイミングではLレベルが出力される.そのため,クロック出力を反転させることによってホッパーの搬出タイミングをn tick間隔に設定することができる.
Logic Gateは信号のバッファのように使います.クロックをAに入力し,反転するように設定します.以下の図のように,A列とON・OFFタブを設定します(BとCは無視してください,何を設定してもOKです.ドントケアということです.)
ブロックの設置は次図のように行いました.(Logic GateのBとCには入力が存在しないので,無視しても良いというわけです)
大まかな流れ
① AE2からアイテムがホッパーに送り込まれる
② ホッパー内部にアイテムが貯まる
③ (AE2がアイテム供給するかどうかは関係なく)ホッパーにクロックが入力される
④ ホッパーからアイテムが供給される
★重要★ プレス機で加工するまでの時間はアイテムによってマチマチなので,クロックの周期を適宜長くすることで,アイテム搬入と加工時間のバランスが取れるようにする.